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ラバトの家族

10月23日

6日からホームステイが始まりました。今日で12日目。
1週間過ごしたけれども、慣れないモロッコ人の生活っぷりについてくのはちょっと疲れるというか、
「え~?」ってことも良くあるので毎日勉強です。

アラビア語研修も始まりホームステイも重なり少し疲れ気味のモロッコ3週目。


さて、ホームステイ先ですが

ラバトのウダイヤ。
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メディナ(旧市街)から抜け出て、海沿いに建つ赤茶色いカスバ(城壁)に囲まれたちょっとラバトでも有名な名所。っといっても中は密度高めの住宅街なんだけど、なんともモロッコらしい家々が続く。家の壁は白と青で統一されていて、所狭しと家族が住んでいる。







家の入口
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ホームステイ先はEch-Chaih家(←読めない…)
ホストママはNezha。48歳(現在)。なんとアラビア語の先生でいらしゃっる。

すごく助かるのは、スウェーデンのから留学生、Linn. モロッコの語学学校に通いながらフランス語を勉強しているんだとか。彼女はフランス語もとてもうまいし、英語も流暢なのでたまに通訳してくれるし、家のことで理解できないことは彼女にまず聞けるので密かに私の心の拠り所。

ラバトの家族_c0209213_22442723.jpgNezhaのお父さん。こちらの2人はほとんどフランス語を解さないので、学校でならったアラビア語を精いっぱい使い会話しようとしてますが・・・今のところ「元気?」「お茶欲しい?」「もうお腹いっぱい」ぐらいしか言えてません(笑)

そして、多分Nezhaの妹と弟も住んでるんだけど、いまいち関係性が掴めない人達が住んでる。ちょっとフランス語で聞いてみたけどあんまり分からなかった…。

一般的にモロッコ人の家庭には祖父祖母、息子娘はもちろん叔父叔母とその子供たち等々、とにかく親族がごちゃごちゃしながら一緒の家に住んでる(らしい)。Nezhaのお姉さんもすぐそこに住んでるが毎日のようにNezhaの家で編み物やって泊って自分の家に帰ってる。昨日は見かけなかった人が(でも家族らしい)今日は隣で一緒にご飯を食べてる。ほんとに毎日色んな親族がふら~っとやってくるので、誰が誰とどういう血縁なのか理解するのは不可能に近い。


家自体は覚悟を決めて行った割にはなかなか綺麗な家でした。部屋はNezhaの部屋を私のため空けてくれたのでとても綺麗な部屋だし、トイレも臭いけど洋式。洗面台もあるし、ご飯も今のところ美味しい。しかも昨日はデザートまででた!甘かったけど。



意外だったのはお風呂がない。のはいいんだけど、シャワーもない。。。
代わりに洗い場みたいな所で体を洗う。Nezhaが大きなバケツにお湯を溜めて用意してくれるので、そのお湯を計量カップ的なものですくって体を流すシステム。そしてなぜか洗い場のドアは内からカギがかからないから、誰かにお願いして開け閉めしてもらう、から毎夜ドキドキなんです。



ウダイヤは海沿いにあるので、毎日夕日が見れます。
最近は雨季の時期らしく(でも全然雨降らない)ちょっと海にも雲がかかっちゃうから完璧な夕日はまだ見れてないけど、それでも海に沈んでいく夕日をみると日本は遠いなぁ~と浸ってしまう。

夕日が沈み帰ると、家ではいつもグテ(おやつ)が待っている。
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# by sweet_fish421 | 2009-10-23 22:49 | ラバト研修

ホームステイ9日目

10月20日



9日前からホームステイが始まりました。
ホストファミリーーはなんだかとっても賑やかで、暖かくモロッコファミリーに迎えられてます。
詳しくはまた今度時間のある時に。

インターネットが家にないので、なかなかブログを更新できずにいますが、一応生きてます。




昨日から風邪を引きました。熱はないけど、体がだるくて頭がボーっとします。

昨日からバスがストライキを始めました・・・・。

バスに乗れず、タクシーも混んでいてなかなかつかまらず・・・

学校行くにも苦労します。


ちょっと凹み気味の週始まり。


がんばるぞーーー!!

# by sweet_fish421 | 2009-10-20 19:58 | ラバト研修

語学研修(フランス語)




10月6日(火)。

モロッコについてやっと一週間~!そろそろ日本のおいしい食べ物が恋しくなってくる頃。
(本当はもう2週間経つので少し時差があります)


今日からフランス語の授業がスタート。

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今回のフランス語の先生もモロッコで生まれ育った生粋のモロッコ人、

ムスタファ先生。

56歳。

子供は2人。

ラバト在中。教師歴は32年と大ベテラン。とても情熱的でかなり真面目そう。 とても声が大きいので、私たまにビクッとなっちゃいます。


ホテルからフランス語学校まで歩いて20分。
基本的に大通りを歩くため、車の排気ガスがハンパなく、結構つらいです。
お鼻・・・お花の毛が伸びてきそう(泣)


フランス語のクラスはたった一週間。

少しでも多く吸収しないと11月からどうしていいか分からなくなりそうです。街に出ると自分こんなにフランス語分からなくてやってけるのかな・・・と少し不安になってしまう。

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# by sweet_fish421 | 2009-10-10 19:27 | ラバト研修

初週末。ラバトを見てみる。



10月4日(土)。
JICAモロッコ事務所でインターンをしているMちゃんにラバトの案内してもらいました。

初週末。ラバトを見てみる。_c0209213_205913.jpg
ラバトの中心、旧市街の中へ。中へ入ると郊外の広い静観な町並みとは裏腹に「下町」な感じの道が続く。
5時過ぎくらい、少し日が落ちてきた位だったけど、人人人。東京・新宿にも引けを取らない人の数。そして時間が経つにつれてどこからともなく人が増えてくる(笑)。

道もせまいし、道の真ん中で店開きしてる人もいて、さらにバーゲンなんかしてる店があると、モロッコの女性たちが群がって、通れな~い。なんだか日本のデパートでもそんな光景見れるなぁと思いつつなんとか前へ進む。


市場にはモロッコ人が身につけてる、ショール・民族衣装・バブーシュはもちろん、普通の洋服屋・電気屋さん・陶器・絨毯屋までいろんな店がギュっとならんでて、一日見ても見足りないくらい買い物は楽しめそう。ただ、品物の質がかなりピンキリなので、いい質の良いデザインを見つけるのは至難の業かと思われます。


肉屋はダイナミックに牛やら羊の頭とかそのまま置いてます。ちなみにこれはウシ。
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初週末。ラバトを見てみる。_c0209213_23258.jpg今日はホテルの部屋履き用バブーシュを購入。革製品で柔らかく55DH(日本円で約660円)。ラバトは比較的良心的で旅行者見てもそこまで吹っかけてこないそうです。値段も付いてる店も多いし初心者には安心な街。それでも15DHは安くしてもらい満足のお買いもの♪♪ でもねー、革製品・・・ちょっと臭いっす(涙)。

ちなみに別の日にスピーカーを買いました。安っぽい軽いスピーカーだけど30DH(約460円)。日焼け止めを買いました。なんと159DH(2000円近く)・・・・。 ここの国の物価の基準が良く分からない~


日曜日もラバト観光は続きます。

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そしてモロッコに着いた時から気になってたChellah(シェッラー)の遺跡を見学。

シェッラーは13世紀にローマ都市跡に造られた共同墓地だそうで、ローマ遺跡とイスラム王朝の遺跡が共存してるんだそうな。
たしかに、ローマ遺跡っぽい残骸が見れて、でもモロッコっぽい匂いもあり、とっっっても静かで、ラバト市街の喧騒を逃れてくると「ほっ」と息をつける空間で何とも神秘的でした。


















「シェッラー」を後にし、こちらは「ハッサン塔」。


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高さ88mの巨大モスクを作る予定だったけど、その時の王の死により途中で建設が終わってしまった建物。現在はちょうど半分の44mの高さになって残っている。

それでも白い広場に堂々と建っててなかなかご立派。



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ちょうど向かいには「モハメド5世」のお墓がある。

彼はフランスからの独立を果たした王でモロッコでは特に尊敬されている王様。お墓が置いてある部屋の装飾も立派ですが、それを守る東西南北の入口を守るガードさん達、広場の入口にも馬に乗ったホースガードと、かなり厳重に守られ大切にされているのが分かります。




天井がすごい装飾。みんなが見下ろしている下にモハメド5世とその子供たちのお墓がある。

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っといったラバト観光でした。ラバトは観光地というよりは、政治中心の街だからあまり見るところは少ないそう。確かに結構街自体もこじんまりとまとまってるので、生活するには便利な街みたいですね。

夜は、ラバトで日本語教師をしているシニアボランティアの方のお宅へ招待していただき、久しぶりの日本の味を噛みしめました。。。。やっぱり米はおいしい。


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# by sweet_fish421 | 2009-10-08 02:38 | 観光・旅行

突撃グルメレポート vol.1



金曜日はクスクスの日


10月3日(金)。

今日はJICA事務所の方が、21年度2次隊の歓迎会も兼ねて昼食会をしてくれました。イスラム教では金曜日はクスクスの日と決まってるらしい。
突撃グルメレポート vol.1_c0209213_3275951.jpgクスクスは麦粉が元なのかな、パサパサした細かいお米みたいな感じ。それにいろんな野菜をモリっ!!と乗せていただきます。スープがクスクスにしみるのでとってもおいしい。好きです。そしてこれが大きい~。なぜこんなに大きなお皿があるの?というくらい
でーーーん
としたお皿に
盛りーーーと。
ちなみに奥にあるのがLサイズのピザですよ。

歓迎会だったので人数もいたからだとは思うけど、モロッコ人の家庭は人数が多いから、クスクスを大きなお皿からそれぞれつつき合って食べるのが普通みたいです。


10月4日(土)。

この日はJICA調整員のF氏が自宅へ招待してくださり、タジンをごちそうになりました。
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タジンはこの三角型の土鍋みたいな陶器に、肉や野菜を入れて味付けして煮込んだものを総称してタジンと呼ぶそうです。家庭によって味は様々。パンが必ず一緒に出てくるので、右手でパンをちぎり、パンで具を挟み食べるのがモロッコ流。この日は、ジャガイモ・ニンジン・オリーブの野菜中心タジンと、鶏肉のタジン。

早速、パンを右手にえいやっと挑戦してみるも・・・・タジンは熱い。汁だけパンにしみこみ具がうまく取れない・・・。ん~ちょっと練習が必要そうです。でも味はTres BON. とてもおいしい。鶏肉やわらか~。野菜に味が染みててほわっとして。なんだかモロッコの食事は日本人にも合うみたい。

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右が野菜中心タジン。 左が鶏肉タジン。



食後の後は、ミントティー。
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街中にミントティーを作るかわいいティーポットが売ってます。このポットに、ドサっとミントを詰め込み、これまた砂糖をミントと同じくらいの量を入れるんじゃないかな?とにかく凄い量を入れて、熱いお湯で少し煮たて完成。今日のミントティーは日本人にもちょうどいい砂糖の量でしたが、街で飲むミントティーはほんとに甘いです。もはやお茶ではない…?モロッコ人の2大病気は虫歯と糖尿病なのもうなずける。でも今日のミントティーは甘さも絶妙!香りもミントでさわやか。おいしく頂きました。




以上、Sweetfishの突撃グルメレポートでした。
何やらモロッコには沢山おいしいものがまだまだありそうなので、さらなる美味を探して不定期に突撃してみまーす。お楽しみに★

# by sweet_fish421 | 2009-10-07 03:46 | 食・食・食