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誕生祝



最近子だくさんなハナボウの話をしましたが、
いつもお世話になってるハディジャに子供が生ました(1ヶ月前ですが)。

待望の赤ちゃん。

実はすでに3人の男の子を生んでいるので、家族全員期待してたのは女の子だったんですが、
この家は男ッ気が強いんでしょうか4人目も男の子でした。

ま、でもそれも神様の御心のままなので皆満足。

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やっぱりぐるぐる巻き。
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さて、私はこの子が生まれてから6日目に家に遊びに行ったのですが、
名前はまだありません。
ここでは、子供が生まれてから1週間後(7日目)にイスラム教の儀式があり、
羊を一匹殺し、そのとき初めて子供に名前が与えられるのです。


っとはいえ、実は考えている名前あるんでしょー?と思いつつ、つっこんでみたけど、
「さぁ」とか「インシャッラー」とか微妙な反応。
でも横でお父さんがぼそっと「ムーラッドっていい名前だなぁー」とか言ってたり(笑)


そして、7日目のお祝いに参加しました。

その日は、お客さんも呼ぶということで、家の女性達は親戚も呼んで朝の5時くらいから大忙し。
私は手伝えることもあまりなく、ぷらぷら。

8時くらいに朝ごはん食べて、ゆっくりしていると、屋上で何やら作業をしている様子

あれ?! もしかしてももう羊殺してる??!

そういうのって家族全員で参加しながらやるもんじゃないノー?



慌てて上に行ったら、男の人たちがまさに羊を殺す瞬間でした。
羊犠牲祭の時と比べたら小振りの羊。
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誕生儀式のときは小さめの羊を殺すんだそうです。

孫まで手伝ってて、こうして男の子は羊の捌き方覚えるんだな。
えらいえらい。


そしてちょっと合間を見て、居間に下りたら
テレビを見ながらゆっくりしてたおとうちゃんが

「よし、名前はムーラッドだぞーー。」と一言。

そんなんでいいんだ。
羊儀式、お父ちゃんも、お母さんも、当赤ちゃんでさえも無参加でいいんだ。
こんなバラバラな儀式でもいいんだ。

っとなんとも適当な拍子抜けの儀式を済ませ、

赤ちゃんの名前は ムーラッド君に決定♪


そして昼~夕方にかけては親戚をたーーーくさん集めて、大昼食会。
皆さんプレゼントを持ち寄り、きれいなカフタンを着て、親戚と友達勢ぞろいでした。

当のハディジャと赤ちゃんは最初の方は居間に出て赤ちゃん見せたりしてましたが
お客さんが増えてくと奥に引っ込んだまま出てこなくなっちゃった。

あれーーっと思って様子を見に行ってみると

寝てた・・・(笑)


朝から色々あって疲れたんだねーー。

モロッコのパーティーは主役がいてもいなくても関係なし。
みんなでだべって、食べて、楽しみ、帰っていくのでした。
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by sweet_fish421 | 2010-05-31 19:18 | エルフード日記

裁くのは神様


今日はちょっとまじめな話。

宗教の話になりますが、最近感じたことを書いてみます。



モロッコ人は結構見栄っ張り。
自分の事を良く思ってもらいたい。
そして、人の悪口を言う人が結構多い。

陰口が多いかっていうと、そんな陰気な感じではないのですが、
「いい人」か「悪い人」の2種類にきれいに分けて考えている節がたびたび見られる。

なんともスッキリ簡潔ですが、人間そんな簡単に分けられるものでもありません。
とっても良い人でもうそをつく事はありますし、出来心ってのもあります。
盗みをする人にもその人なりの正義があったりします。
世の中複雑なんです。

でもモロッコ人の友達と話していたりすると、
昨日あんなに「良い人ねーー」とほめていたのに、
次の日「あいつは悪い奴だ」と断言しちゃう場面も珍しくありません。

そういうさばさばした考え方はとっても潔いと思いますが、
「あの人は悪い。ムスリムじゃない! そして私は良い人間で敬虔なムスリムだ。」
と主張している姿を見るとどうしても納得できない気分になる。



私はキリスト教。プロテスタントのクリスチャン。
だから神を信じて、礼拝する。
神様に毎日を感謝し、神も人を愛す努力をしているつもり。

だからイスラム教の教えに同調できる部分も沢山ある。
イスラム教の信仰行為である5行(信仰告白、礼拝、喜捨、断食、巡礼)のうち、巡礼以外は理解できるし、クリスチャンもそうするべきだと思う。ただ、ムスリムのように義務づけられてするわけではないけど、日々の生活の中で信仰を告白し、礼拝をし、他人に与える事は教えられてきたし、思いがあって断食する人もいる。



話がそれたけど、そいうことで私はムスリム達と同じ神を信じているわけだけど、

自分が良い人間で、正しい事をしない人は悪い人間だとはとてもじゃないけど言えない。

自分が天国に行けるかも分からない。

それは神様だけが知っていて、人間を裁くことが出来るのは神様だけだから。

もちろん、私も人の文句や愚痴を言ったりはするし、人に怒ることもある。
だけど基本的に他人の人柄を否定するような事は言えたもんじゃない。
それは人を裁くことに繋がるから。

けど、モロッコの人は結構軽く人の人格を否定する。
あんまり考えて言ってるわけではないと思うけど、それを聞くと私はとても違和感を感じてしまう。
どんだけ人を悪い悪い、あいつは救われないとか言っても、それは神様にしか分からないじゃない?
いつも神様はいつも見てるって言ってるのだから、悪い人は神様がどうにかするっと考えれば良いじゃない。そんなに人のこと否定してる自分は何様じゃ?!と思ってしまうのであーる。


そしてどうして「自分は良い人間だ。」と確固たる自信を持って言えるのか。
それは、イスラム教の信仰行為、5行(信仰告白、礼拝、喜捨、断食、巡礼)があるからだと思う。
ムスリムはこの5行を大切にし、毎日5回の礼拝も守ろうと努力している。

私はお祈り中に寝ちゃったりするし、モロッコに来てから教会にも行ってないので、
ムスリムから見たら超ダメなクリスチャンだろうなー。

だからこそ、モロッコ人の5行を守ろうとする努力はすごいと思う
(祈りのために朝5時に起きたりするし)。

だけど、この5行さえしてれば敬虔なムスリムと言えるのか?

その行為だけで神様の救いが獲得出来るのか?

それがただの習慣や義務に成り代わってしまったら、心が伴わなくなったり、高慢になったりしてしまうのではないかなーと思う。そして自分が良い人間宣言に繋がるのかな。

でも実際、5行を守る誠実さとか尊敬するし、
根に持たないスッキリとした性格好きだし、
こんな私にも家族のように扱ってくれる、モロッコ人の優しさはありがたい。


ただ、「人を裁く」事について考えてたらこんな気持ちになったのです。

ちゃんちゃん。
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by sweet_fish421 | 2010-05-29 07:41

子だくさんな季節



最近ハナボウ集落では赤ちゃんのオンパレーード。

村の人も嬉しそう。




牛ちゃんだったり
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ロバの赤ちゃんだったり(この日に生まれたばっかりでまだうまく歩けないのー)
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ウサギの赤ちゃんだったり。
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もちろん人間の子も♪
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生まれたては何でも天使のような可愛さで、ついつい笑顔になってしまいます。

これもすべて神様の恵み。


その恵みを感謝しつつ、村人は生きています。

生かされるってこういうことかもね。
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by sweet_fish421 | 2010-05-28 22:05 | 活動

道の駅オープン祭り

5月21日(金)


メクネス方面に住む先輩村落隊員のKちゃんの最後の仕事。

4年間ずっと閉ざされていた「道の駅」をこじ開けて(?)

小さなオープン祭りを開くというので、駆けつけてみました。



以前お邪魔したのは3月。

あの頃はまだ肌寒い日もあったけど、今回は暑いくらい。

小花が咲いててとっても綺麗なカルメットでした。

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ここが会場。
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前の村長が何かを思い立って作った絶景ポイントにある小さな建物。
作ったのは良いもののそのまま放置され、村長も変わり、鍵も行方不明になり、4年間おじいちゃん達のたまり場となっていたそうです。

祭り当日に初めてドアが開いたそうですが・・・
中はカビだらけ、蜘蛛の巣だらけ(そりゃそうだ)。

結局小さなアッチャイ屋がちょこんと用意されて、販売のほうは素敵なテントのほうで行われました。

でも4年間閉まってた建物が開いた!
そのためにモロッコ人が動いた!ってことが大事だと思うのでおめでとう。
これからの道の駅繁栄に期待ですね。(Kちゃんの後任がんバレー)


テントの中。相変わらず素敵な刺繍商品たち。c0209213_6551942.jpg
左の大きな刺繍シーツに注目!
モロッコの大切な嫁入り道具の一つにモロッコ刺繍のシーツセットがあります。これは村の女性がいつか嫁に行くことを夢見て、フランスの高い刺繍糸を使って、1針1針願いをこめて1年以上かけた代物。他のシーツセットと比べても核が違います。


が残念ながら、その子は結婚適齢期を過ぎ、あきらめモードの今回の出品だそうです。あーー、綺麗だけど悲しい。悲しすぎる。その悲しみと思いをこめてお値段なんと3250DH。日本円にして約4万円です。や、すごいっす。この値段を聞いてもちょっと考えてしまうほど綺麗な手の込んだ刺繍。誰か買って家宝にしたらいいと思う。私は・・・・本当に嫁に行きたくなったら買おうかな。


祭りは田舎の村の一角ということで、客入りは微妙。
金曜の夕方と土曜のお昼まで、みんなでだらーーーーん。

人こなーーーい。

のーんびりしてたら、こんなお客様も来たり。
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お茶とお菓子をかじったり。

丘の上散歩したり。

のどかな販売会。



でも、
土曜日の3時くらいから、日本人ボランティアご一行様がいらっしゃいまして、一気に販売会も盛り上がりました。
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Kちゃんお疲れ。
最後の村の生活ゆっくりすごしてね♪

帰りはラシディア隊員とグラタクで一緒に帰りました。
メクネス⇒ラシディア間の道は 緑広がる台地から、ごつごつ土漠にどんどん変わっていく様が見れてグラタクでの昼間移動、結構楽しめます。ぜひお試しをー。
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by sweet_fish421 | 2010-05-27 07:17 | 観光・旅行

今日はヨーグルト講習会


写真はありませんが、前回と同じハナボウ集落で昨日はヨーグルトつくり。

っといっても、


牛乳を暖めて・・・

ヨーグルトを投入。



それだけ。




あとは消毒するんだよーー!!とか、この温度でお願いねーーーとアピールしてきました。

お湯温めたりとか、牛乳温めたりとか、ビンにつめたりとか、なんだか注目の必要もない工程も多く、その間女性達は識字のお勉強。なんか言いたいことがあるときだけ、授業を中断して聞いてもらいました。なんとも和やかな午後。


ビンはそれぞれのうちで暖めてね♪

と渡してきたので、うまく出来た人と、出来てない人がいるだろうな。
話し聞いてない人多いから。



先週、今週とそんな女性達全員に向けての活動は初めて。
いつもは手芸が好きな女の子達を相手にしてて、
おばちゃんたちは挨拶するだけだった。

でも今回はいろんなおばちゃんたちと話せたり、名前聞いたり、手伝ってもらったりして楽しかった。
自分が何しに来てるんだかちょっとは分かってもらえたかしら?


先週はウサギパーティーに呼んでもらい、

昨日は牛を飼ってるおばちゃんが、ルベンをのみにきなーーよーーーと半ば強引に誘ってくれ、おいしい自家製ルベンとバター、絞りたて牛乳を頂きました♪♪ 新鮮なものって何でもおいしい☆


今回の講習の評判もかなり受けがよかったし、

何より新しく沢山のおばちゃんと知り合えて、

村の生活見せてくれて、

そういう交流の幅が増えたのが嬉しい2週間でした。


人脈増えないと活動の幅も広がらないしね!



さて、
明日から都市メクネスより山へ1時間。オリーブの村、カルメットベンサレムへの旅。

3月に一度お邪魔したが、
今回はもうすぐ任期が近い先輩村落隊員のKたんが企画した道の駅オープン祭りがあるので行ってきます。Kたん村の刺繍商品も大売出し。

詳しくはこんなサイト HakkaHakka をご覧ください(軽く宣伝中♪)


↑一応私も参戦して作ってるモロッコ紹介HP
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by sweet_fish421 | 2010-05-20 21:00 | 活動

チーズを作ろう講習第一弾


お久しぶりです。みなさま。

ブログの更新が遅れていてごめんなさい。
元気です!といいたいところだけど、
ここ一週間体調が下り坂。
暑さのせい?


でも風邪にも負けず、暑さにも負けず、念願のチーズ講習やってきました。

舞台はエルフードから車で15分くらい行ったハナボウ集落。

村では家庭で牛を飼ってたりするので、村で手に入る材料でチーズが作れる。
そしてチーズは高いので貴重品!

なのでハナボウ村人大注目。
アソシエーションに30人くらいの人が集まって、私ドキドキでした。
いつも5,6人くらいしか相手にしないしね。

ちゃんとレシピも用意。(フランス語で書いて、後でアラビア語でも書いてもらった)
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ここで問題発生。
私は2リットルの牛乳で軽く作り方を紹介する予定だった(先週説明したときはその予定でした)
けど、会長が皆から5DHづつ集め始めた(50円くらいだけど村人は見返りを期待する額)。
そしてお金が沢山集まったから6リットルでやってくれといい始め・・・。
いやーー、6リットルか。やったことないし。でかい鍋あっても温度調節うまくできるかしら・・?

何度も2リットル案を勧めたけど、結局押し切られ・・・
でかい鍋で6リットル。

皆5DHも払ってやってきたので、期待度もグンっとアップ!!
あー、嫌だ。期待しないで。チーズって少ししかできないし・・・。沢山持って帰れないよ?!


1日目
まず、鍋を消毒!!
牛乳を30℃くらいまで暖めて、ルベンと酵素を入れる。


消毒と温度が大事!!

そして、15時間~20時間暖かいところで放置。


2日目
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24時間後の様子。この白い物体がチーズのカード(凝固した部分)らしい。
カードを1cm角に切る。包丁で優しく。


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次にホエー(乳清)を切るために、布でつるし8時間~12時間更に放置。

皆には次の日の朝10時に来てもらうことになりました。



今回はホエーの切りすぎか(時間をおきすぎた?)ちょっとポロポロなチーズになってしまいました。私的には舌触りとか微妙な感じだったけど、感想は上々で一安心。
ただやっぱり分け前の少なさにチーーンっとなってた感が漂ってたので、次回やるときはお金を集めすぎないように気をつけないとという教訓になりました(私が決めたわけじゃないけど)。

そしてアソシエーションの開く時間がハナボウでは決まっていて夕方4時くらいから6時半くらいまで。次の日のアソシエーションの時間にという設定だと、チーズの成熟の時間と水切りの時間両方とも3,4時間オーバーで、時間調整の難しさがありました。もっと正確な時間に皆が集まることができたら、もっとおいしい結果になったかもと思いそこが悔やまれる・・・。


来週は残りのお金を使って、6リットル分のヨーグルト作り講習です。
こちらもちょっと量の多さと時間調整が不安だけど、ヨーグルトは出来上がりの分量が変わらないので、分け前的には満足してくれるかしら??


次回はもっと素敵な結果が得られますように!
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by sweet_fish421 | 2010-05-17 07:08 | 活動