ツマルコーヒー

2月5日(金)

昨日はハナボウ集落にお泊まりしました。
というのも、次の日にツマルコーヒーの作り方を教えてもらうため。

「ツマル」はアラビア語でナツメヤシの事。
エルフード近辺はナツメヤシの産地で超有名。日本の皆さん食べた事ありますか??

ナツメヤシの実を日干しして干柿みたいにして食べるんだけど、
とっても甘くて濃厚な味。干柿みたいな味らしい。私は干柿嫌いだから味知らない。
ナツメヤシまずくはないけど、色と光沢が私の嫌いな虫に似てるので好物にはなりえない。


それはさておき、ツマルを食べると種が残る。
その種をさらに干して炒ってツマルコーヒーにするのがここらへん集落の知恵らしい。
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私の少し前に配属されていた村落隊員はこのコーヒーに目をつけて大きなプロジェクトにまで発展させたから、最近ではエルフードでも有名なこのコーヒー。



ハナボウのお母さん方は作り方知ってるらしいので教えもらいました。

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まずは種を洗って、フライパンで炒る。黒くなるまで炒る。
絶対熱いのに素手を全面的に信じるモロッコ人。


種を粉にするときは、村アイテム! ジャーーーン。 
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い・し・う・す!
なんか田舎って感じがしていいね~。
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それをゴリゴリゴリゴリ
(意外にスムーズな動き)。
私も手伝って高速回転。
黒い粉が出てきて、何ともコーヒーっぽい香りが。



実際はショウガやシナモンなどと合わせて飲むので、味はコーヒーと言うよりもスパイスティーが近いかも。
でも捨てるはずの種をさらに再利用する知恵は感心ものです。

今後このツマルコーヒーを使って何かできないか模索中です。


この日はうれしいことが1つ。

ハディジャの家は毎週木曜日にお邪魔してる。
毎回ご飯をごちそうしてくれる。泊るといえば嬉しそうに泊めてくれる。
この家は本当にいい家庭で感謝感謝で、この日も何かの拍子で「ありがとう」と言った。
そしたら、お母さんが「あなた達は神の恵みだから」と言っていた。アラビア語で100%分からなかったけど、ジェスチャー的にそういう意味だった。

ツマルコーヒーも簡単な工程だけど、炒ったり、砕いたりで結構疲れる作業。
それを嫌がらずやってくれるハディジャ(会長じゃない方)。これも「ありがとう」と言ったら、「いつもアソシエーションで手芸を教えてくれてありがとう」と言ってくれた。しかも自分が習っているわけでもなく、自分の子供が習ってるわけでもないのだけど、そういう私達の行動を感謝してくれている村人が居た。

自分が何の役にも立ってないと思う日々だから、こういう言葉は心にしみる。そしてもっとこの人たちのためになることをしたいと思わされる。私はまだ村で活動し始めて日も浅いしアラビア語もまだまだで、出来ない事の方が多いけど、そういうのも乗り越えて色んなものをお返ししたいとモチベーションも上がった日でした。


だからハナボウのおじさんに風邪をうつされたのは許してあげるよ。
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by sweet_fish421 | 2010-02-05 08:32 | 活動