アメラグという場所
12月1日(火)~3日(木)
もう12月ですね。
任地に来てちょうど一ヶ月が経ちました。
たってしまいました。
なんだか自分のやれることも分からずもんもんとしてるので時が経つのが遅いような。でも早い。
犠牲祭のおかげで、配属先も1週間のやすみ。
エルフードに居てもやることがないので、隣町に居るK隊員の家に遊びに行こうと思ったら、
Kさんは街の女性達と一緒にここより4,5時間離れたアメラグという山岳地域にM隊員の活動を見に行くのだという。
M隊員は手工芸専門でアメラグで女性たちとフェルト素材のバブーシュやアクセサリーなど作っている隊員。しかも任期があと1週間程しかないので、これが最後のチャンス!と思い立ち私も便乗。
思いつきで旅をすることに。
アメラグはエルフードより北に山方面に5時間くらい行った村でした。
グラタク(乗り合いタクシー)やら、民営バスやら、ミニバスやらいろんな乗り物を乗り継いでやっと到着。
途中集落以外にはほとんど何もなく、山とか岩に囲まれた田舎でしたが、絶景なり!
ごつごつした岩やら見渡す限りの荒野。
エルフードに行ったら見れるかなと期待してた砂漠の代名詞「サボテン」ちゃんもここにあった!!サボテンは高地に多いみたいです。
が・・・・
寒い!寒いぞ!
標高が高いせいもあり、エルフードにはない昼間の寒さ。
こんなの誰も教えてくれなかった・・。風邪引きそう・・・
一泊目は、私もKさんもホテルに泊るつもりでいた。
アメログには一軒だけホテルがあり、一泊100DH(1200円)くらいでお湯シャワーの出るなかなかいいホテル。が、Kさん同行のモロッコ女性は、「お金がもったいないわ」と私たちがお金を出すをいくら言っても話を聞かず、知らないモロッコ人に次々と話しかけ、いきなり田舎に泊まろう企画。家に泊めてもらえるよう交渉しはじめた!!知らないモロッコ人宅に泊まるなんて危険だ!しかも村だから泥土の家に凍えて寝るのも嫌だ!と思い必死にホテル行きを勧める。
Mさんの家で説得。モロッコ人女性もなかなかいい家が見つからなかったらしくしぶしぶホテルに向かうことに了解しかけたところ、、、、「ピンポーーン」。
扉をあけると、Mさんの大家さん。しかも、村の男性らしからぬ、スッキリとしたなかなか男前のモロッコ人男性。私とKさんが、かっこいいモロッコ人だときゃいきゃいしてる隙に、モロッコ人女性が大家に話しかけ始めた!やばい!これはまた泊めてもらおう交渉ではないか!?
とアラビア語に耳を傾け始めたその時・・・・
「マルハバ!!」(アラビア語でようこそ!)と大家さん・・・・・。
交渉成立。
今日は大家さん宅で泊まることになってしまいました。あの説得はなんだったんだ…。
でも、まぁ大家さんかっこいいからいいか(意味不明) と皆で大家宅へ。
大家って大体金持ちですが、やっぱりいい家でした。村の家!って感じだったけど家族の人もいい人で、素敵なサロン(客間)で泊めてくれ、おいしいクスクスもいただけました。モロッコ人女性もモロッコ人とワイワイ会話ができて楽しんでいたので結果オーライ。(写真左:Mさんの大家さん。 写真下:大家宅の家畜と子供たち)
朝起きたら朝ご飯は、飼ってる家畜からの新鮮牛乳と新鮮たまご♪
田舎暮らしはのどかだなぁ~~
2日目はいよいよMさんの活動先を拝見。
と思ったけど、今日は結婚式があり女性達はほとんど来ないそう。どこも同じなんだなぁ~。
なので少しだけ見学。
羊毛はモロッコではとても安く手に入るので、Mさんはそれに目をつけアソシエーションの資金集めに始めたらしい。今では女性達も作業を覚え自主的に作業をするそう。だけど、新しいものを開発する力がないため、Mさんが退任したあとのアソシエーションがどうなるか心配です(後任はこないそう)。
私もせっかく来たので、フェルトの作り方を教えてもらうことに。
Mさん宅でフェルトのバブーシュ(スリッパ)を作りました。
行程はそれほど複雑ではないのだけど、以外に力がいる。羊毛を絡ませるためにひたすら押したり形を整えたり。日本育ちの私にはきついけど、普段家でパンをこねてるモロッコ人女性はこういう時頼もしいのだそう。だからこそモロッコ人女性にも受け入れられたのかも?小麦粉を羊毛に変えて…というMさんの着眼点に尊敬!!
エルフードの女性も興味を持ってくれたらいいな。
夜は久しぶりの日本食でした。
やっぱ日本人の家って最高だ。
この日の夜は念願のホテルに。綺麗なホテルを見せたらモロッコ人女性も楽しそうでした。
いい旅でしたが、この寒さに案の定風邪をひきました。
エルフード帰ってぐったり・…。
もう12月ですね。
任地に来てちょうど一ヶ月が経ちました。
たってしまいました。
なんだか自分のやれることも分からずもんもんとしてるので時が経つのが遅いような。でも早い。
犠牲祭のおかげで、配属先も1週間のやすみ。
エルフードに居てもやることがないので、隣町に居るK隊員の家に遊びに行こうと思ったら、
Kさんは街の女性達と一緒にここより4,5時間離れたアメラグという山岳地域にM隊員の活動を見に行くのだという。
M隊員は手工芸専門でアメラグで女性たちとフェルト素材のバブーシュやアクセサリーなど作っている隊員。しかも任期があと1週間程しかないので、これが最後のチャンス!と思い立ち私も便乗。
思いつきで旅をすることに。
アメラグはエルフードより北に山方面に5時間くらい行った村でした。
グラタク(乗り合いタクシー)やら、民営バスやら、ミニバスやらいろんな乗り物を乗り継いでやっと到着。
途中集落以外にはほとんど何もなく、山とか岩に囲まれた田舎でしたが、絶景なり!
ごつごつした岩やら見渡す限りの荒野。
エルフードに行ったら見れるかなと期待してた砂漠の代名詞「サボテン」ちゃんもここにあった!!サボテンは高地に多いみたいです。
が・・・・
寒い!寒いぞ!
標高が高いせいもあり、エルフードにはない昼間の寒さ。
こんなの誰も教えてくれなかった・・。風邪引きそう・・・
一泊目は、私もKさんもホテルに泊るつもりでいた。
アメログには一軒だけホテルがあり、一泊100DH(1200円)くらいでお湯シャワーの出るなかなかいいホテル。が、Kさん同行のモロッコ女性は、「お金がもったいないわ」と私たちがお金を出すをいくら言っても話を聞かず、知らないモロッコ人に次々と話しかけ、いきなり田舎に泊まろう企画。家に泊めてもらえるよう交渉しはじめた!!知らないモロッコ人宅に泊まるなんて危険だ!しかも村だから泥土の家に凍えて寝るのも嫌だ!と思い必死にホテル行きを勧める。
Mさんの家で説得。モロッコ人女性もなかなかいい家が見つからなかったらしくしぶしぶホテルに向かうことに了解しかけたところ、、、、「ピンポーーン」。
扉をあけると、Mさんの大家さん。しかも、村の男性らしからぬ、スッキリとしたなかなか男前のモロッコ人男性。私とKさんが、かっこいいモロッコ人だときゃいきゃいしてる隙に、モロッコ人女性が大家に話しかけ始めた!やばい!これはまた泊めてもらおう交渉ではないか!?
とアラビア語に耳を傾け始めたその時・・・・
「マルハバ!!」(アラビア語でようこそ!)と大家さん・・・・・。
交渉成立。
今日は大家さん宅で泊まることになってしまいました。あの説得はなんだったんだ…。
でも、まぁ大家さんかっこいいからいいか(意味不明) と皆で大家宅へ。
大家って大体金持ちですが、やっぱりいい家でした。村の家!って感じだったけど家族の人もいい人で、素敵なサロン(客間)で泊めてくれ、おいしいクスクスもいただけました。モロッコ人女性もモロッコ人とワイワイ会話ができて楽しんでいたので結果オーライ。(写真左:Mさんの大家さん。 写真下:大家宅の家畜と子供たち)
朝起きたら朝ご飯は、飼ってる家畜からの新鮮牛乳と新鮮たまご♪
田舎暮らしはのどかだなぁ~~
2日目はいよいよMさんの活動先を拝見。
と思ったけど、今日は結婚式があり女性達はほとんど来ないそう。どこも同じなんだなぁ~。
なので少しだけ見学。
羊毛はモロッコではとても安く手に入るので、Mさんはそれに目をつけアソシエーションの資金集めに始めたらしい。今では女性達も作業を覚え自主的に作業をするそう。だけど、新しいものを開発する力がないため、Mさんが退任したあとのアソシエーションがどうなるか心配です(後任はこないそう)。
私もせっかく来たので、フェルトの作り方を教えてもらうことに。
Mさん宅でフェルトのバブーシュ(スリッパ)を作りました。
行程はそれほど複雑ではないのだけど、以外に力がいる。羊毛を絡ませるためにひたすら押したり形を整えたり。日本育ちの私にはきついけど、普段家でパンをこねてるモロッコ人女性はこういう時頼もしいのだそう。だからこそモロッコ人女性にも受け入れられたのかも?小麦粉を羊毛に変えて…というMさんの着眼点に尊敬!!
エルフードの女性も興味を持ってくれたらいいな。
夜は久しぶりの日本食でした。
やっぱ日本人の家って最高だ。
この日の夜は念願のホテルに。綺麗なホテルを見せたらモロッコ人女性も楽しそうでした。
いい旅でしたが、この寒さに案の定風邪をひきました。
エルフード帰ってぐったり・…。
by sweet_fish421 | 2009-12-06 01:26 | 観光・旅行